● 撮影日2011.11.03/2011.11.20

[写真] アサギマダラ/フジバカマ
デジタル一眼レフカメラを買ってすぐのころのように、ひまさえあればカメラを肩にかけて、庭先を見渡すようなことは今はほとんどなくなりました。それでも、不意の来訪者を見かけると、その姿をファインダーにおさめることがあります。アサギマダラは例年では10月の末ごろに庭のフジバカマに飛来しますが、今年は寒さの到来が遅れたせいか11月に入ってようやく訪れました。もう何度書き記してきたか分かりませんが、わたしの昆虫類への関心をふたたび呼び覚まし、写真を撮るようになったきっかけを与えてくれたチョウです。
これまで「備忘ブ録゛(六肢ヶ庫゛)」に花や昆虫の写真を載せてきましたが、ブログの運用停止にともない、続きはこちらに載せていくことになります。この最近ブログでは、ただ写真を並べるだけの陳列棚のような使い方に終始したので、撮る対象ばかりに執着せず、少し気分を変えて、その日に散策した内容を書き散らしてみようと思います。私的な昆虫の撮影録(撮影日と撮影場所を一覧にしたもの)はまたべつに作るつもりです。
11月20日はひと月ぶりの休日だったので、晩秋の花や虫を探して、家の北側にある数か所のため池をめぐってきました。出かける前にこんな昆虫がいるかなと、見当をつけて目的地を選びますが、たいていはその見当は外れます。今回は秋の終わりまでその姿をとどめるオオキトンボや、そろそろ季節の終わるセグロイナゴなどを目当てにしていましたが、案の定はずれ。その代わりに何種かアカトンボ(アカネ)のなかまに出くわしました。まだこのときは夜間の気温が思ったほど下がらず、11月とはいえみょうな暖かさのある日が続いていて、虫たちの出現や残留にも多少なりとも影響を与えたのかもしれません。しかし、冬至を1カ月後にひかえ、日中でも太陽は低く、辺りはかげりが濃くなっています。空は晴れてはいたものの、終始風がざわついていて、なんとなく冷たさを肌に感じる日でした。昆虫たちも、日で温められた地面や石やコンクリートにはりついて、暖をとろうとします。



[写真] リスアカネ/アキアカネ/アカタテハ/サワガニ
リスアカネは、池沼の多いこの辺りでは、マユタテアカネと並んでよく見かけるアカトンボですが、アキアカネを目にする機会は比較的少なく、今回はこのアキアカネがちょっとした収獲になりました。アカタテハはこの後成虫のまま冬越しするチョウです。
つぎに時間がとれるのは12月の中旬以降の予定なので、今年の実質的な昆虫撮影はこの日で最後となりそうです。
▼ モドル