● 撮影日2012.01.22
過去の記事をふりかえってみると、このところ1ヶ月おきに写真を撮りに出かけているようです。毎年この時期は、私的な時間をとることが難しいのですが、ようやくこれからは少し余裕がもてそうです。
事前に聞いていた芳しくない予報は幸いにもはずれて、日中はうす曇りは残っていたものの、よい天気になりました。今回はちょっと目を凝らして、花や虫の姿を追ってみるつもりで、昨月とおなじ順路をたどり写真を撮りました。



[写真] スギ(雄花)/タツナミソウ/ヘビイチゴ
今年のスギ花粉の飛散量については、先日どこかで報道されていましたが、花粉こそ観察できなかったものの、すでにスギの花序は形成されていました。花粉症に悩まされる人たちにとっては、憂鬱な季節がもうすぐだということを雄花の姿は物語っています。ほかには季節はずれの花や、早春を先どりして咲く花などです。


[写真] ベニシジミ/ヒナバッタ
また、池の南の土手に暖を求めて、冬の寒さを耐え抜こうとする昆虫たちの姿もとらえることができました。ひどく傷ついた翅をはばたかせて飛ぶベニシジミの姿は、みすぼらしく、チョウ本来のもつ華麗さはどこにもありません。おそらくは秋に羽化し、この日まで生きのびた個体なのでしょう。少なくともその生涯の一部でも、わたしが見届けられたのはよかったと思います。


[写真] 送電線と鉄塔/「わらぐろ」
外を歩いているうちに、次第に空は雲に覆われ、暗くなってきました。帰路の途中でその片隅に「わらぐろ」が置かれているのを見つけました。刈りとった稲藁を干すためにつくられるものですが、地方によっては呼び名が違うそうです。以前はそれほど珍しいものではなかったのですが、稲木ともどもあまり見かけなくなってきました。もともとこのあたりは果樹栽培の盛んな地ですが、人家の近いところでは水田耕作も行われていました。今、田畑を問わず、耕作放棄は少しずつすすんでいて、荒らされたままの土地を見る機会は、年ごとに増えています。
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