■ 雑記・雑録/キャラ遊び/Phantasy Star Online 2
ゲームなどのキャラ遊びについての雑記その他を記しています。
□ PS4版サービスイン/PC版画像設定6実装 [2016.04.20]

▼PSO2の4月20日アップデートのおもな実装内容は次のとおり。
 ●プレイステーション4版サービスイン
 ○PC版画像設定6実装
 ●「新世武器」追加
 ●武器収集の新システム「コレクトファイル」実装
 ●アクションパレットに「3ボタンタイプ」追加
 ●ストーリーボードイベント追加
 ●期間限定クライアントオーダーにイツキ登場(〜6/22)
 ●ボーナスクエスト「禍津」実装
 ●練習クエスト実装
 ●新通貨スタージェム(SG)実装
 ●新コスチュームに「愛着度」実装
 ●各クラスバランス調整

■PS4版サービスイン/PC版画像設定6実装
▼このたび家庭用ゲーム機プレイステーション4(PS4)でも本サービスが配信され、PSO2はPC版、携帯ゲーム機プレイステーションvita版(サービスインは2013年2月28日)とならび、三つの対応機種で遊ぶことができるようになりました。
▼3Dアバターのアクション系オンラインゲームはPC版が主流で、現在も国内外の多数のサービスが乱立する状況にあります。この中ではエントリーするPCユーザーを他サービスから切りとるようなパイの奪い合いが起きており、そうした実働プレーヤーの不安定な増減の問題を解消するのが家庭用ゲーム機への配信だと思われます。
▼また、PS4版の高い描画性能にあわせて、PC版でもこれまでより上位の描画設定6が実装されました。グラフィックボードにそのぶん負担をかけることになりますが、画像の質感は向上し、より鮮明かつ繊細になりました。


[画像] PC版画像設定6の衣裳




[画像] PC版画像設定5(左)と設定6(右)の比較/光の処理に大きな違いが見られる。

■新世武器/コレクトファイル
▼武器の強化・収集においても新しいシステムが導入されました。それが新世武器とコレクトファイルです。武器の強化において不評であった強化の失敗が撤廃され、また、確実に欲しい武器を手に入れられる仕様となるもので、強化や収集の面ではルールの緩和と見ることができます。
▼武器の強化失敗(とそれが原因で起こる武器の消失)や高レアリティ武器の入手確率の低さは、オンラインゲームならどのサービスでもとられている措置です。この設計によって補助アイテムや高レアリティ武器の販売といった課金要素を実装し、売り上げの糸口にしているサービスもありますが、そもそもこうした強化や収集のハードルを引き上げているのは、各サービスの慢性的なコンテンツ不足からくる消耗を時間的・物理的にひきのばすのがおもな目的です。
▼つまりPSO2でのこのシステムの緩和は、コンテンツの消化をうながすためのかなり積極的な改変で、もちろんそのターゲットは今回新規となるプレイヤーに向けられています。またキャラクターのキャップレベルも2014年11月以来ひさしく75レベルのままで維持されており、新旧プレイヤーの格差を抑えて、だれもが遊びやすいサービスを提供しつづけていくという運営チームの姿勢をうかがうことができます。

■備考など
▼わたしがエントリーしている競合他社のサービスも毎週水曜日をメンテナンスやアップデートの日としているため、この4月20日のアップデートでは、新規プレイヤーの参入、そしてシステムやコンテンツの実装内容とその物量といった要素で、各サービスの明暗がくっきりとわかれた印象を受けました。
▼マルチプレイを必要とするオンラインゲームという性質上、サービスにとってプレイ人口の確保は収益にも通じる重い課題となっています。ただ、多くのプレイヤーを満足させるにはそれだけの分量の多彩なコンテンツやシステムを導入しなければなりません。開発チームの体力が脆弱だと、それを実現するのはそうとうに困難です。そのため、コンテンツの拡充が不十分な場合は、現行プレイヤーからの確実な売り上げに注力せざるをえなくなり(そのためゲームバランスは損なわれる)、さらにそのいびつなデザインによりプレイヤーをとりこぼし、運営規模は先細るというジレンマに陥っています。ことに日本に展開している海外のサービスともなれば、日本国内むけサービスのために力を割く余力はほとんど残されていないのかもしれません。
▼このところ、オンラインゲーム界は国内大手のサービスどうしの協調ムードも演出されています。昨年末にPSO2プロデューサーの酒井氏とカプコンのMHFGの元プロデューサーの杉浦氏の対談が行われました(4Gamer.Netによる取材→URL)。今夏にはPSO2はスクエアエニックスのFF14とのコラボレーションが行われることも発表され(まずPSO2にてFF14の闘神オーディンが実装予定)、公開生放送にFF14プロデューサーの吉田氏がゲストに招かれるというサプライズもありました(ニコニコ生放送「PSO2放送局」vol.40)。一方、この分野で先行していた韓国サービスは政府からの開発の援助が終了した経緯もあってか、日本国内むけのサービス展開に精彩を欠いており、これらの事情もふくめて、もともと数において過剰でもあった国内における新興国側のオンラインゲームのサービス群は、今後さらに整理・淘汰されていくのではないかと想像しています。


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