■ 雑記・雑録/キャラ遊び/Phantasy Star Online 2
ゲームなどのキャラ遊びについての雑記その他を記しています。
● あらたな惑星・えぴそーど3へ [2014.09.19]

PSO2は8月27日に大型アップデート・エピソード3が配信されました。新惑星ハルコタン、新クラス・バウンサーが実装されたほか、カジノエリアの開設とロビー、ショップエリアの改装、各クラスのスキルツリーの刷新など、盛りだくさんの内容です。配信当日から5日連続で同時接続が10万アクセスをこえたとアナウンスもされており、3年目をむかえたPSO2はここにきてなお、その本領をこれから発揮しようとする雰囲気が感じられます。

PSO2はオンラインゲームとしては新コンテンツ配信のためのアップデートの頻度が高く、この大型アップデートの前にも、着々と新しいステージが実装されてきました。その主要なものを挙げると、5月上旬に新たなダーク・ファルス【敗者】が、また、3月下旬に採掘基地防衛戦の第二弾・侵入、そしてそれに続く第三弾の防衛戦・絶望が7月中旬に実装されています。【敗者】は眷属アポス・ドリオスとの前哨戦から敗者本体との戦いの全編を通して死亡率の高い攻撃パターンが施された、手のかかるステージとなっています。また防衛戦・侵入/絶望は、さきの記事でも紹介した防衛戦・襲来の敵勢力強化版であり、各プレイヤーの連携と戦略性が高く要求され、基地の死守はさらに困難をきわめます。


[画像] 侵食されるマザー・シップ/ダーク・ファルス【敗者】


[画像] 採掘基地防衛戦・侵入/採掘基地防衛戦・絶望に投入される大型猟兵A.I.S

なかでも採掘基地防衛戦・絶望では、ダーカーのおびただしい襲撃に対抗する切り札として、人型迎撃兵器 Arks Interception Silhouette (略称A.I.S)が実戦配備され、これに搭乗して戦うことができます。A.I.Sは高火力・高機動力・高耐久力とすぐれた性能を備えた決戦兵器ですが、運用時間はわずか120秒、また各キャラクターが搭乗できるチャンスは最大でも3度までという条件があり、全体を通して約30分はかかるこの戦闘中に、どのタイミングで戦場に投入するかで戦況を大きく左右させることになります。そのため、この防衛戦は実装から2ヶ月を経た今でも失敗率が高く、それだけ攻略の妙を味わうことのできるステージとなっています。

さて、エピソード3ではもちろんPSO2世界に新たな物語が展開していきます。じつはこのアップデートの前に、それまでエピソード1の途中から長らく放置していた物語を進めるため、マターボードとストーリークエストを一気に消化しました。もともとコンピューターRPGの類ではよくある一本道の物語を進めることにたいして関心がなく、しかもプレイヤーたちのコミュニティーでつたえ聞く話では、エピソード1から2の前半にかけては、物語の伏線が断片的にしめされるばかりで、プレイヤーキャラクター(主人公)をとりまく物語の全体像はおぼろげでした。そのため、PSO2の物語はゲームコンテンツとしては味つけにすぎないと判断し、手をつけずにいたのです。それがエピソード2の終盤でそれら物語の断片が収斂され、ようやくキャラクターたちに何が起きているのか、その輪郭が示されるようになり、ここにきてようやくその物語の断片をつなぐ気になったというわけです。



[画像] 新惑星ハルコタン/ダーク・ファルス【若人】/マザー・シップ中枢へ

マターボードというのは物語を進行させるために、あるアイテムの収集やイベントの回収をうながすための双六のようなもので、これをひとつひとつ埋めていくことで、ストーリークエストが起こるというしくみになっています。説明しただけでも察することができますが、物語の進行にはややまわりくどい手続きをふまなければならず、プレイヤーのあいだではかなり不評のようです。ストーリークエストではもちろん戦闘があり、とくにエピソード2の第5章「再誕の日」は全編1時間30分〜2時間におよぶイベントムービー(途中でセーブできる)の進行中に、何種類もの強力な敵との戦いがお膳立てされ、ひさびさになんども戦闘不能でコンティニューをするというという歯がゆい羽目にあいました。


[画像] コラボレーション・イベントによる初音ミク&巡音ルカライブ/EP3のクーナライブ

PSO2のアップデートは攻略ステージにとどまらず、衣裳・アクセサリ・武器などのアイテム全般、そしてイベントなども切れ目なく投入され、相当に厚みのあるものです。このところステージライブに新たな動きが見られ、8月上旬には初音ミク・巡音ルカのライブ、そして今回のアップデートではNPCクーナのライブ第2弾が実装されました。ライブ自体にはゲームと直接的には何の関連もありませんが、オンラインゲーム、とりわけMOというジャンルがアトラクション/ショーの側面をもっていることのひとつの裏づけになっているように思います。

サービス開始から2年をこえた今でも多くのプレイヤーをひきつけるPSO2ですが、もちろん、ここにいたるまでの経緯は決して平坦なものではありません。昨年9月にはアップデートプログラムの誤動作でHDDのファイルを消去してしまうという重大な過失があったほか、今年に入っても、去る6月下旬ごろサーバーが外部からのDDos攻撃にさらされ、一時的にサービスを中断するというアクシデントにもみまわれました。しかしこれらの事件はむしろ運営チームの顧客に対する(企業として本来あるべき)対応を見せた場面でもありました。オンラインゲームをめぐる業界は海外(とりわけ中国や韓国の新興国)のサービスにおいては、まだまだ山師の興行のようないかがわしさ、不親切さがあります。多くの人の支持を集めるサービスがどういうものか、さまざまなオンラインサービスを見比べながら、それぞれが示唆するものに考えをめぐらしています。


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